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第8回 さやか&ひろしの昭和へGO!「日本歌謡はジャズで持つ!!」
この文言は、一面正しいが、大変誤解を招く物言いである。
まず、ジャズは、戦前から最大級の人気ジャンルだった。戦後の人気はそれを引き継いだもの。米軍キャンプで隆盛した新しいジャズは、そのままの形態で日本の大衆音楽化することなく、シャンソンやラテン、タンゴ、カンツォーネらとともに「舶来音楽」「洋楽」として大衆音楽の中に潜行する。その後は、ロカビリー、エレキサウンドに取って代わられ、ジャズが大衆音楽の最前線に飛び出すことは全くなかった。
しかし、よく見てみよう!! 流行音楽の中に如何に「ジャズ」の姿が見え隠れしていることか! 「ジャズ」は、融通無碍、変幻自在に日本の大衆音楽の中に潜伏し、「形態」ではなく「精神」として昭和歌謡を彩り形作っているのではないだろうか? さ!「昭和歌謡」に潜む「ジャズ」を探す旅に出発!
【プレイ予定曲】(ほぼ曲順・カットあり)
◎日本ジャズの原初形態
▼「エノケン(榎本健一)/ダイナ」▼「モカンボ・セッション/On A Slow Boat To Chaina」▼「デューク・エイセス/Again」
◎スター誕生
▼「江利チエミ/St. Louis Blues」▼「雪村いづみ/What’s New?」▼「美空ひばり/A列車で行こう」▼「植木等/花と小父さん」
◎名匠登場
▼「中村八大・鈴木邦彦/Take Five」▼「坂本九/上を向いて歩こう」▼「江利チエミ/酒場にて」▼「宮川泰/恋のバカンス」▼「沢田駿吾・渋谷毅/ジャニー・ギター」▼「バッキー白片とアロハ・ハワイアンズ/キャラバン」
◎渋い男はジャズと紫煙
▼「鶴田浩二/上海リル」▼「石原裕次郎/Kiss」▼「勝新太郎/Sunny」
◎大人の色気はジャズ
▼「松尾和子/Yesterday」▼「フランク永井/夜のストレンジャー」▼「朝丘雪路/別れのスナック」▼「いしだあゆみ/Alright,Ok,You Win」▼
◎今でもジャズが
▼「石川晶・鈴木宏昌/スーパーカーBGM」▼「石原裕次郎・真梨邑ケイ/さよならは昼下がり」▼「SEIKO/DANCING SHOES」▼「石川さゆり/ラブ・スコール」
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